平成25年予算にはシティプロモーションと銘打ったイルミネーション、屋台村事業等ということで1千万円の予算が提案されています。屋台村事業は平成25年~26年、2か年限定で、アクロスモール寄りの北総線高架下とその隣接のUR管理地合計400坪を市が借りて、市商工会が運営者となって、賃料年200万円と工事費200万円をかけて、キッチンカーを使った屋台の出展者を呼びかけて出店してもらおうという企画です。市商工会は年間100万円の賃料半分負担を要請されているので、半端な気持ちでは請け負えない判断が難しい案件として検討最中とのこと。
収益事業を軸としたにぎわい形成に自治体が税金でやることとはなにか?もし私が事業運営を依頼されたなら、200万円の賃料を支払っても利益の上がる試行型運営方針を自ら全てつくらせてもらうよう要請するでしょう。加えて2年たったあとの継続利用の条件もつけるでしょう。投資してリスクを取って事業を行う民間事業者を探し(または創り)、2年間で各地からお客さんを集める屋台村の設置を目指すでしょう。自治体の役割は2年間の試行期間、地主と交渉して用地を確保して、それをその責任ある事業者に有料で貸し出して下さればそれだけでよいのではないでしょうか?リスクを取る運営者が自ら運営方法は決めなければなりません。市が細かな出展者募集方法まで口を挟む必要など全くいらないのでは。
写真はJR吉祥寺駅前に広がるレトロなハモニカ横丁。80店舗が軒を連ねる。少し歩くと、商業施設の歩行者通路に設置された青空ステージ。こんな新鎌横丁ができればいいのになあ~。
最近のコメント