日時 10月15日(土)15時~17時
会場 中央公民館3F会議室
6月・9月の鎌ケ谷市議会での質問を軸に報告をします。どなたでもご自由に参加できます。
① 生活保護の現状と対策
② 新設新鎌ケ谷保育園の課題と対策
③ 22年度決算からわかる市の財政状況
④ 市長の政治姿勢~公約の達成状況・公務中の選挙活動
その他
日時 10月15日(土)15時~17時
会場 中央公民館3F会議室
6月・9月の鎌ケ谷市議会での質問を軸に報告をします。どなたでもご自由に参加できます。
① 生活保護の現状と対策
② 新設新鎌ケ谷保育園の課題と対策
③ 22年度決算からわかる市の財政状況
④ 市長の政治姿勢~公約の達成状況・公務中の選挙活動
その他
松下 文洋(アクアライン800円の交通分析者)
ミープラン都市総合分析システム開発者
講談社現代新書『道路の経済学』著者
都市が元気にならなければ、いずれ福祉も医療も成り立ちません。都市を元気に、住んで楽しいものに変えるにはどうしたら良いのでしょうか。
特に、町を元気にさせるには新しい産業を興そうとする人や住宅を建てたいと思う人にとって魅力ある地域であることが欠かせません。その魅力は近代経済学では地価と交通費で決まると考えられています。つまり、高い鉄道料金によって、本来立地するはずの企業・住宅がほかの地域に奪われ、結果として地価を相対的に下げて、皆さんの資産価値を減らしているのです。加えて、鉄道料金が高いために乗用車を多用することになり、道路は渋滞し、CO2をまき散らしてしまっていると言えるでしょう。
当社と英国ケンブリッジ大学で開発した都市総合分析システム「ミープラン」は科学的データを打ち出しますので、課題は何か、解決策の費用対効果はどうか等、市民の合意形成に大きな支援ができるものと考えます。
鎌ケ谷市議会議員 岩波 初美
北総鉄道は、自治体が出資を行っている鉄道路線ですが、建設費を返すためとの理由から、在来線の2~3倍の運賃設定がされています。住民にとっては移動のための費用が生活費を圧迫し、目の前にあっても利用できない鉄道・できるだけ利用したくない鉄道と化しています。更に移動経費が高い結果として、千葉ニュータウンの開発計画も当初計画の4分の1、修正計画の約半分程度でストップしています。今回実施されている5%程度の値下げ(H22~H26)で、都市ににぎわいが発生するなど、誰が信じているのでしょう?
一方で、皆様ご存知のように、通行料金を3分の1に値下げさせた東京湾アクアラインでは、木更津市の人口が市制施行以来最高となり、10数年手付かずであった木更津市内の区画整理用地に、大手の商業施設が進出することが決定しました。また、22年度は千葉県予算148億円が、房総半島の観光地整備事業に投入されるなど、料金値下げが大きな経済効果を生み出すことが正に目の前で証明されています。アクアラインは3分の1に下げられたのです。北総鉄道は5%値下げしかできないはずはありません。
市民の力で勝ち取った アクアライン800円
◆生活保護から抜け出したい人への対応策を!生活保護費3年で倍増の勢い!
鎌ケ谷市での生活保護費が過去1年間に125%と急増していることが分かります。母子世帯・障害者世帯は減少傾向なのに、失業等で生活保護に陥る世帯が急増しているのです。今後も毎年25%ずつ増加すると仮定すれば、3年間で2倍に膨れ上がるという単純計算です。一刻も早く手を打つ必要があることを訴えました。また、生活の為の支出より医療支出が大きいという特徴が確認できます。この医療費に自己負担はなく100%一般会計負担です。中には高齢者や障害者で医療費がたくさんかかる世帯も多いはずです。しかし、平均で生活費より医療費が上回るという事態です。「生活保護者はドル箱」という言葉を聞いたことがありますが、医療機関による過剰な医療が常態化しているのではないかと危惧します。
鎌ケ谷市では年間約1,000名の方に18億円の生活保護費を支出しています。一人当たり180万円となります。もしも1.8億円分の仕事を市役所・市内企業から提供いただき、保護を受けている方が1か月3万円でも働くことができれば、支給する総費用の10%をカットする事が出来ます。何より他者に喜ばれて対価を得て、欲しいものを買うという体験を取り戻してもらうことが、自律に向けた優れた福祉政策と考えます。加えて、医療費を支出する側である市は実態把握に努め、適正な医療行為への指導を行うことを求めたところ、鎌ケ谷市保健福祉部長は議場にて実施を明言しました。
◆千葉県鎌ケ谷市清水市長公務中の選挙応援について いったい何が行われてきたのか!
市長の政治姿勢として、公務中に行った【特定候補選挙応援】および【特定候補を落選させるための活動】、この2つの行為について質問をしました。市長は4月の県議選・市議選時、県議候補1名、市議候補2名への投票依頼を熱心に行ってきました。震災直後の有事のさなか、市の代表者が選挙応援に相当の時間を費やしたのです。応援依頼は市長室の電話で行ったのか?有権者宅には公用車で出向いたのか?その行為は市民の利益にどう結びつくのか?説明を求めました。市長は、「社会常識や法律を逸脱することはない。当選すれば市民の利益になる人を応援した」との答えでした。(議員席から、「じゃ俺たちは何なんだよ~」とのヤジ)
また、私の手元に市長の筆跡と酷似した宛名の封書があります。中身は「お宅に貼ってあるポスターは選挙違反であり、警察と選管に通報した。法律を守る候補を応援するように。一市民より」というものです。受け取った方は、恐怖を感じ眠れなかったと訴えています。市長室で市長が特定候補の落選を狙って、その候補の信用を失墜させ、支持者の恐怖心をあおる怪文書を作成し郵送した光景など想像したくもありません。この封筒・読み上げた文書を市長は知っているかと問うたところ、市長は否定することができず、「文書の最後にある法律を守って選挙をやりましょうということはその通りかと思います。」との答弁でした。更に、封書に付着している指紋調査に協力して欲しいとお願いしましたが、「法的な手続きをとるように。」と述べるにとどまりました。
最近のコメント