北初富駅仮設歩行者専用通路(千葉県事業)に関して、平成25年2月、北初富地元市民から市長あて要望書が提出された。この通路は千葉県が設置したもの。「鎌ケ谷市犯罪のない安全で安心なまちづくりの推進に関する条例」に反し、プライバシーへの配慮のみ考慮され、防犯視点が抜け落ちて設置されてしまったケースだ。
・・・以下要望書抜粋・・・
北初富駅仮設歩行者専用通路の見通し改善のお願い
◆通るのが怖い現状
昨年(平成24年)夏より使用開始しています北初富駅仮設歩行者専用通路(全長350メートル)は目隠し目的の高いフェンスで囲まれ、結果、周囲からの目が届かない大変見通しの悪い構造となっています。利用する市民からは通るのが怖いという声が多数上がっています。この通路は小学生の子どもたちが日常通学路としても使用していますので、誰かに追いかけられたら逃げ場がなく、子どもを歩かせることへの心配も訴えられています。
◆犯罪防止の指針に沿った対応の必要性
鎌ケ谷市犯罪のない安全で安心なまちづくりの推進に関する条例第11条では、「市長は、犯罪の防止に配慮した道路、公園、駐車場および駐輪場の構造及び整備に関する指針を定め、この指針に適合した道路等の普及に努めるものとする。」と定めています。この指針では「周囲からの見通しを確保すること」を繰り返し強く訴えています。
◆フェンスの撤去を含めた通路の改善要望
見通しを遮っている高いフェンスの撤去を含めた、犯罪防止の視点に沿った通路の改善を要望します。
見通しが悪く防犯上の問題を抱える北初富通路。視線を遮る右のフェンスによって、何が起こっているか周囲から見えない。
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