NPOひと安心(準備中)代表 入江裕之☎047-402-4173
4月中旬、福島県田村市の蓮笑庵(れんしょうあん)に行ってきました。庵主の渡辺仁子さんは7年前にご主人(画家)を亡くしています。ご主人は生前「無縁仏は無限仏でうらやましい」と言ったそうです。「普通の墓は家族、親戚しか拝んでくれないけど、無縁仏は誰でも拝んでくれる、無限のひとに拝んでもらえる。」と話したとのことです。ご主人の遺骨の一部は、自分の作品そのものである蓮笑庵の苔庭の中に眠っています。「今死んだ どこにもゆかずここにおる たずねはするなよ ものは言わぬぞ」と掛け軸に遺言を残しています。
仁子さんは、「散骨場に桜、その歩道にアジサイ、その下に蓮の花を、散骨場所から下を覗くと極楽浄土のような景色にする、素敵だね」と言って笑いました。俺も必ずここで散骨してほしいと言うと、私の主人が一番なので入江さんは2番目よ、とまた笑いました。
近い将来、近くにドッグランやバーベキューが出来る施設をつくり、人の笑い声が常に聞こえる寂しくない散骨場を目指します。
一度、この場所に行ってみませんか?福島の素晴らしさが分かると思います。福島の人は原発に負けてない。この人たちと凄い散骨場を必ず作ると決めました。
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