ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会 会長 三井元子
ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会は、首都圏において、地球温暖化効果ガスの削減と環境負荷の低減を推進することを目的に、平成21年7月に発足した環境省登録の協議会です。
3.11の東日本大震災を受けて、平成23年4月4日に立ち上がった「つながり・ぬくもりプロジェクト~自然エネルギーで被災地支援~」に参画し、一般からの寄付を集めながら、太陽熱温水器の寄贈プログラムを推進してまいりました。(www.tsunagari-nukumori.jp/ 太陽熱活動報告)。
太陽熱温水器は、ガス・電気がなくても太陽の熱で40度から60度のお湯が取れるので、避難所に緊急支援しました。その後、岩手県住田町仮設住宅110戸や宮城県山元町のイチゴ農家の苗床用温水支援など、設置台数は165基となりました。現地雇用チームも3つできました。
被災地支援活動はまだ続けていきますが、一方で、建築家の方たちへの理解を深める活動や子どもたちに太陽熱エネルギー工作教室を開くなどして、普及啓発を行っていきたいと考えています。千葉県事務所からも太陽熱利用への理解の輪を広げていきたいと考えます。(かまがやササラ会議内)
岩手県住田町の仮設住宅110戸の屋根に太陽熱温水器を寄贈した。
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