特別寄稿「福島 外遊び数日おき
被ばくの不安から、多数の親子が県外に避難している福島県。避難した親子も、残る道を選んだ親子も苦悩の日々が続いている。」
(2012年3月3日毎日新聞)
東日本大震災から一年がたって、なお、福島は様々な問題をかかえています。どうしたら再び福島に光をとりもどせるのか、子供達をすこやかに育てていけるのか。私達は食のこと、環境のこと、命のこと、深く見つめ、考え、活動を始めました。累積放射線量を緩和する効果もあり、ホームステイ体験を通して、たくさんの人に触れ、気づき、発見し、感謝をすることは、一人一人の今後の成長の大きな糧になることでしょう。
皆様によりそっていただき、お力をいただくことが、福島の未来につながっています。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
三月二十五日 愛・ふくしまひかり塾 代表 渡辺仁子
福島の子どもたち春休み受入れ活動が終了しました。アンデルセン公園で遊ぶ子供ら。5泊6日ホームステイしながら、外で大いに遊んで自宅に帰りました。また、福島メンバーと共に船橋駅前で、受入れ活動への協力呼びかけを行いました。(平成24年3月25日)
放射線被害から子供達を守るために今できる最善の方法は、少しでも長く、線量の低い場所で過ごすことと言われています。昨年の冬休み、今年の春休み、次は夏休みに受入れ活動を行います。子供達を送り出す団体は、「愛・ふくしまひかり塾」(福島県田村市)です。
千葉でのホームステイ受け入れ家庭募集します。次回は、7月21日(土)~26日(木)、日中活動は団体が準備しますので、宿泊と食事をお願いします。また、受入れ費用を応援いただける企業を募集しています。(年1万円協賛)
印旛・手賀沼環境あっぷ協議会 岩波初美
平成24年4月4日福島駅西口の空間放射線量0.936マイクロシーベルト/毎時。
ここで子供達は生活している。ちなみに鎌ケ谷市・船橋市の除染基準は、毎時0.23マイクロシーベルト。
寺の敷地にあるボランティア団体の事務所にて説明を聞く(気仙沼)
選挙後、2回地震被災地である気仙沼市と仙台市に出向きました。
全国から協力提案が山積みされているが、それを整理し、依頼することができないという実情を目の当たりにしてきました。
国も地域も混乱する中で、地元自治体が必要な施策を具体的な実行計画に組み、国を動かすことができれば動きは加速し、市民はよりよい暮らしを手に入れることができます。
まず、一番に必要なことは仕事です。
働いて収入を得て暮らしを整えていくことです。
復興のための作業を仕事に組みたてて、支援金ではなく、報酬を得ることが、先を照らす希望になります。
道の駅の復活はその一歩。
がれきの中、街道沿い、電気も通っていない中で再開した道の駅(気仙沼市)
民間の支援センターではFAXで要望された物資を必要な人の元へ直接届ける。
仮設住宅セット(一家に1セット 今日は45セット)をセット中(仙台市)
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